Ride&Fish
2024-05-02
RIDE&FISHの時に釣具を運ぶ方法
自転車で釣具をどうやって運ぶのか
自転車で釣りに行くのはいいけれど、釣具をどうやって持っていくのかとお問い合わせいただくことがあります。そこで今回は、釣具の運び方をご紹介したいと思います。
まずはRIDE&FISHの際に必要な釣具をご紹介していきます。
最低限RIDE&FISHのときに持っていきたい釣具
- リール
- ロッド
- ルアー
- ハサミ
- プライヤー
- フィッシュグリップ
- ランディングネット
- 自動膨張式救命胴衣
1~5が最低限必要な釣具です。例えばロッドの場合、収納時のサイズのことを「仕舞寸法」と呼ぶのですが、カタログのスペック表で仕舞寸法を確認して60cm以下のものを目安に選ぶことをオススメします。
6と7はあると便利、状況に応じて必要となる釣具です。例えばランディングネットは、ネット部分とシャフト部分とに分かれます。シャフト部分はロッドと同様に60cm以下のものがいいかと思います。ネット部分は折りたためるタイプのものがよく、収納バッグが付いているものの方が、魚をすくった後の臭い移りがしずらいのでいいかと思います。
また、万が一のために8の自動膨張式救命胴衣の装備をお忘れなく。腰巻きタイプは着けたままでも自転車に乗りやすいので、おすすめ!
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釣具を持ち運ぶ方法
持っていく釣具も分かったところで、それらを持ち運ぶ方法をご紹介します。運搬方法を組み合わせることで、より快適に持ち運べるので、いろいろと試してみてください。
1.バックパック
最も手軽な釣具の持ち運び方法となると、バックパックに道具を詰め込むことになるでしょう。ロードバイクで挑戦してみようとされている方などは、この方法が最適かもしれません。バッグが大きければ収納力が高くなりますが、走行時に影響する恐れがあるので、20~30リットル程度の容量で選ぶといいでしょう。
また、ロッドはバッグに収まらない可能性が高いので、サイドポケットに挿してしまうとか、ファスナーの隙間からはみ出させるなどして収納する事になります。全ての釣具をひとつのバッグにまとめられるのも便利です。
2.フレームバッグ
長手のフレームバッグであれば、ロッド、リール、小さめのルアーケースくらいは収納することができます。この場合もロッドが収まらない場合がありますが、少しならファスナーの隙間から飛び出していてもペダリング時に足に当たらないので走行にも支障が出ません。
3.パニアバッグ(サイドバッグ)
リアキャリアが装備されている自転車であれば、パニアバッグにいろいろと道具を収納ができます。ロッドやリールはもちろん、ルアーや小物入れの他に釣具以外の湯沸かしグッズや折り畳み椅子なども持ち運べます。
左右両側にバッグをセットすれば、かなりの量の荷物の積載が可能です。荷物が増えると重たくはなりますが、レインウェアなど万が一の時に活躍してくれるアイテムも詰め込めます。
4.トップチューブにロッドを固定する
ロッドの持ち運びに悩む方が多いように思います。フレームバッグに収まらなかったりする場合、ロッドは自転車フレームのトップチューブにロッドベルトで固定するのがオススメです。ロッド以外の小物はバッグ類に容易に収納できるので、バッグと組み合わせてみてください。
注意が必要なのは、リールの糸を通すガイドと呼ばれる部品が場合によってフレームに接触してフレームに傷をつけたり、ペダリング時に足に当たる場合があります。フレーム固定時に支障の出ない向きや位置を確認しておきましょう。
5.ロッドケースをフロントフォークに取付ける
一部の自転車のフロントフォークには、オプション部品を取り付けるためのダボ穴が設けられています。そこにパッキングケージを取り付ければ、シマノのFREEGAME XTに付属している頑丈なロッドケースが固定できるようになります。シマノスクエアのデモバイクに取付けているので、こちらも参考にしてみてください。
実際に釣具を運ぶと…
1~4の方法で実際に釣具をたくさん運ぶとこうなります。RIDE&FISHイベントの時の一コマ。実際に自分ひとり分の道具を運ぶのであれば、こんなに大容量である必要はなく、もっとシンプル。しかし、駆使すれば相当な積載量を確保できるので、様々な釣種に対応できてしまいます。
今回のまとめ
今回はRIDE&FISHの時に釣具を運ぶ方法をご案内しました。もちろんこれ以外にも釣具の運搬方法はあるかと思いますが、安全に持ち運ぶ方法としては、今回ご紹介したような内容になりそうです。
RIDE&FISHの際に持ち運びたい道具は釣具に限らずいろいろとあるので、いくつかの方法を組み合わせて道具を持ち運びましょう。
私の場合は、バックパックとフレームバックを使って、ロッドをフレームに固定することが多いです。この組み合わせであれば、ショアジギングからライトソルトまで様々な釣りに対応できます。
基本的にキャッチ&リリースと言って、釣った魚を持ち帰らないルアーフィッシングを楽しんでいますが、どうしても持ち帰りたい場合はソフトクーラーに板氷とチャック付きのポリ袋を持って行けば、小型の魚なら持ち帰れると思いますよ。(持ち帰りは自己責任で…)
ぜひ独自のアイデアも試しながら、RIDE&FISHを快適にお楽しみください!
シマノスクエアでは、これからもRIDE&FISHに関する情報発信を様々なかたちで行っていこうとしていますので、お楽しみに!
TEXT : ASAKEN
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目的に合わせて道具を使い分けると、より快適に楽しむことができます。だから自転車も釣具も目的にあった道具選びが大切になります。